肺がん

image002日本における悪性腫瘍による死亡の第1位は肺がんであり、2013 年の肺がん年間死亡数は 72,734 人でした。肺がんを早期に発見する方法の一つにCTによる肺がん検診の有用性が報告されています。単純 X 線検診と比較して、CT 検診による肺がん発見率は約 10 倍程度高いとされます。CT検査は肺を輪切りに描出し、単純X線写真では観察困難な心臓、大動脈や横隔膜の裏側まで死角なく描出されます。通常のCT検査では放射線被曝が多く、そのまま検診に用いることには問題があります。そこで、放射線の量を通常の10分の1程度に少なくした低線量CTで検診を行います。当院のCT検診は最新型の16列のマルチスライスCTとコンピュータ-処理技術を用いて、被曝量はさらに軽減されています。検査自体はCT装置の寝台に寝ていただいた後、わずか数秒~十数秒の息止めで検査は終了します。

以下のような症状の人はCTによる肺検査をお勧めします。

  • 風邪は治っているが、咳が長く続く人
  • 長年に渡り、喫煙を続けている人
  • 痰に血が混ざる人
  • 声のかすれが治らない人