禁煙外来
タバコをやめたいのにやめられない。それはタバコに対する「ニコチン依存症」という病気です。「やめたいけれど、やめられない」方に対して、内服薬(チャンピックス)やニコチンパッチ(ニコチネル)を処方することにより、禁煙をサポートします。
タバコの害
『百害あって一利なし』と言われているタバコの害は
- がん全体の4割が喫煙が原因として寄与しているとされます。
- がんの部位別にみると、喫煙の寄与割合は、肺がんや喉頭がんの7割をはじめ、主要ながんでは3割以上を占めており、喫煙との関連は密接です。
- 虚血性心疾患、くも膜下出血の4割は、喫煙が原因とされています。
- COPDも6割が喫煙が原因であり、胸部・腹部大動脈瘤、消化性潰瘍でも喫煙との関係が深いことがわかっています。
- 喫煙による死亡数は毎年約13万人と推定され、喫煙は成人死亡の最大の危険因子とされています。
※禁煙外来の保険適応は、以下の基準をすべて満たす方が対象となっております。
- 1日の喫煙本数と喫煙年数を掛け算した数値が200以上の方。
例:1日20本(喫煙本数)を20年(喫煙年数)続けている方の場合は20×20=400となります - 直ちに禁煙を開始する意思のある方。
- ニコチン依存度テスト(筆記)によって、依存が認められる方。
- 全12週間のプログラムに参加いただくことを、署名で同意していただける方。