胃がん

日本における悪性腫瘍による死亡の第2位は胃がんであり、2013 年の胃がん年間死亡数は 48,632 人でした。胃がんの発生については、いくつかのリスク要因が指摘されています。喫煙や多量の塩分などの生活習慣や、ヘリコバクターピロリ菌の持続感染などがリスク要因とされます。胃がんは、他の多くの癌と同様に、早期では症状が出ることは少なく、また進行しても無症状の場合があります。病気の症状としては、胃のもたれや痛み、胸焼け、吐き気、食欲不振などがありますが、これらは胃がん特有の症状ではなく、他の病気(胃炎や食道炎,潰瘍など)でも起こります。症状だけでは確定診断することは困難で、内視鏡などの検査をしなければわかりません。また「症状がないから大丈夫」ではなく、ヘリコバクターピロリが陽性であった人や検診で要精査となった方も、内視鏡検査を受けることが重要です。胃がんも早期のうちに治療できれば内視鏡治療や手術で根治(治癒)を期待できますので、定期的に検査をすることが勧められます。

以下のような症状の人は内視鏡による検査をお勧めします。

  • 胃の痛み,不快感,胸やけなどが続くひと
  • 検診などでヘリコバクターピロリ菌を指摘されたひと
  • 便が黒っぽいひと
  • 貧血があるひと